自然と暮らす

1. ハーブとはなにか

それぞれが個性あふれる香りを持っていたり、花、茎、葉、種子、根など暮らしに役立つ植物、香りが無くても薬効があり、美容や健康に潤いを与えてくれる有用植物をハーブとして使います。昔から人は体調を崩すと近くにある草を症状に応じて利用してきました。ハーブ(Herb)  の語源はラテン語で草を意味するHerba(ヘルバ)に由来しています。ハーバルともいいますがherbは[名詞]、herbalは[形容詞」です。herbal teaはハーブのお茶となります。ハーブティーと呼ばれるのが浸透していますので私はこちらを使っています。

ハーブの中でも特に薬効があり、健康管理や美容を目的に活用する領域をメディカルハーブと呼びます。自然治癒力を高めるための治療に用いられ、様々な作用を持つハーブが体全体に効果を生み出します。アロマテラピー効果や、お風呂に入れて皮膚から成分を吸収したりと、そのときの体調の変化によって、人間の自然治癒力を高めるものとして役立つのではないでしょうか。

2. オーガニックハーブとは

農薬や化学肥料、抗生物質や成長ホルモンなどを一切使わずに栽培したハーブです。種まきの段階から土壌にも気を配り、管理がしっかりなされています。その土壌は禁止されている肥料を二年以上使わず、土壌改良剤なども使用していない土壌です。また、流通面でも厳しい基準を定めています。検査・チェックなどたくさんの手順を踏んでオーガニックと認定されます。近年、健康や美を意識して、「オーガニック」「無添加」といったものを選ぶ方が増えています。オーガニックハーブは手間と時間がかかっています。その分、自然のエネルギーをたくさん含んでいます。生態系を守り、食品全般のあり方を見直す動きとして、オーガニックを選ぶ。自然そのもののチカラを吸収して身体やココロのバランスを整え、自然治癒力を高めましょう。 

AOZORAでは、オーガニックハーブと残留農薬検査済ハーブ、両方使用しています。販売しているハーブティーも完全オーガニックとそうでないものがあります。価格を含め、お客様のニーズに応えられるようにしています。高いから手が出ない!!と思うこともストレスになりますので、何なりとご相談ください。                                              

3. 自然治癒力を高める

自然治癒力とは、本来人間に備わっている創傷や病気を治す力、機能のことです。人は体のバランスが崩れようとしたとき、元の調和した状態に戻す力、自然治癒力が働きます。現代はストレスや環境などによって体調や心身に備わっている力が弱ってきているように感じます。しかし、有害な物質を全て避けて生きることは、ほぼ無理に近いのが現実です。バランスが良いと言われる食事ばかりを口に入れてないからといって必ずしも病気になるわけでも無く、美容のために、身体のためにと頑張る人が必ずしも健康で居続けられるかも分かりません。AOZORAでは、現代社会で生活する皆様の心と体の癒やしになればとハーブティーをお作りしています。自然と暮らす、我々人間も自然の産物です。難しく考えず、自然体で自然治癒力に信頼を寄せ、穏やかに全身に作用することに繋げましょう。

ハーブの天然の薬理作用を持ちながら、栄養成分も含まれ、自然治癒力を高める力(自然療法)。自然療法は、「病気を治す」ということではなく、軽い不調の改善、予防になります。過信せず、症状によっては医療機関を受診してください。